小6の妹の描いた恋愛小説がなかなかの力作

  
1:名無しさん@おーぷん2016/08/09(火)21:46:28 ID:HND
晒す

4:名無しさん@おーぷん2016/08/09(火)21:47:35 ID:wYC
期待

5:名無しさん@おーぷん2016/08/09(火)21:47:37 ID:HND
私の名前は楓エミリー。
春風学園に通う中学一年生。
友達からはよくおっちょこちょいって言われる。
空手部に入ってるけど、部員が五人しかいなくて、
私以外みんな男で友達もなかなか出来ないよ…。
「えーっみりっ!おはよう」
うわっびっくりした。今後ろから声をかけてきたブラウンの
ロングヘアの女の子は近藤風華。私とおなじクラスで親友なの。
卓球部に入ってるけど、卓球部のキャプテンと
付き合ってる噂があるんだけど、実際どうなんだろう…。
なんて考えてると、授業が始まるチャイムが鳴った。
いけない、遅刻しちゃう!私と風華は走った。

6:名無しさん@おーぷん2016/08/09(火)21:48:04 ID:HND
ギリギリセーフで教室に入る。うう、周りの視線がいたい…。
先生の目を避けて席に座ると、隣の席の近藤風馬がクスクスと笑っていた。
「何笑ってるのよ!」
「また姉ちゃんと話してて遅れたんだろ。はは。」
風馬と風華は双子の姉弟。
顔がすごく似てて、たまに見分けがつかなくなるくらい。
どっちも卓球部に入ってて風馬も風華も上手なんだけど、二人はいつも喧嘩してるんだよ。
「うるさいなあ。話しかけないで。」
「今日新しい人がうちのクラスに入ってくるらしいぜ。」
「え?」
初めて聞いた。うちはあまり転校生が来ないのに…。珍しいな
って思ってると、ドアが開いた。転校生が入ってきた。
その顔を見て、私はどきっとした。
入ってきたのは顔は綺麗で、金髪の髪の毛のすらーっと背の長い男の子だった。
「…初めまして。松山翔」
その声は暗かった。周りの女子たちもざわざわと騒いでいた。

7:名無しさん@おーぷん2016/08/09(火)21:48:15 ID:wYC
文体が漫画的

8:名無しさん@おーぷん2016/08/09(火)21:48:43 ID:HND
ねえねえ翔くんは何の部活に入るのー?」
女子たちは翔の周りで騒ぐ。私はうるさいなあと耳をふさいだ。
翔だってつーんとしてて、イケメンだからって、いい気になってんじゃないの?
翔は黙っていて、私がそっぽ向いて外を眺めていると近づいてきた。え?
「俺は空手部に入る。」
「えっー。何で?」
翔は私の方を見た。
「お前名前は?」
「…エミリー。」
「ふうーん。」
翔はそれ以上何も言わないで、不敵な笑みを浮かべて呟いた。
「面白くなりそうだ。」

9:名無しさん@おーぷん2016/08/09(火)21:49:26 ID:HND
空手部一日目
空手部のキャプテン江崎彰平は翔を見るなり笑った。
「お前みたいなひょろひょろが、空手部で、上手く出来るのか?」
「…そんなの、やってみなきゃ分かんないでしょ」
二人の目の前にビリビリと稲妻が駆け巡る感じがした。
私は息をのんだ。
「二人ともやめてよー!楽しくやろうよ!江崎先輩もそんなイジワルいわないでくださいよ」
「…エミリーがそういうなら」
江崎先輩は以上何も言わなかった。
翔はニヤリと笑って私を見た。
「止めるなよ。ボコボコにしてやろうと思ったのに」
「そんなのっ、出来るわけっ…」
「出来るよ」
翔はニヤリと笑った。私はその顔に、影を覚えた。

10:名無しさん@おーぷん2016/08/09(火)21:49:52 ID:HND
―翔は何か隠してる――
風華と帰る時、風華は何か考え事をしていた。
「風華、何を考えてるの?」
「う…ん。何か転校生の翔、危ない気がして。」
「危ない?」
「俺もそう思う!」
後ろを歩いていた風馬が話しかけてきた。
風華が、風馬を殴る。
「いってー。」
「ばか風馬!いきなり入ってこないでってば。」
「ねえ。危ないってどういうこと?」
「何ていうか…不良っぽいんだよね。」
「うん。」
「気を付けなよエミリー。あんたも、あまり深入りしないほうが…」
「そんなんじゃないよ!」
私はカっとなってどなってしまった。
「翔は不良なんかじゃない…っ」
私は走って家に帰った。
後ろから風華が私の名前を呼ぶ。
違うよ…。翔は優しい人だと思う。
まだ分からないけど…どこかでそう確信していた。

12:名無しさん@おーぷん2016/08/09(火)21:50:39 ID:LVo
東山アキコのアレみたい

13:名無しさん@おーぷん2016/08/09(火)21:50:42 ID:HND
次の日廊下で翔とすれ違った。
翔は私を見ると、クスっと笑った。
「今日も楽しみにしてるな。か・ら・て」
「馬鹿にしないでよ!!ふざけないでよ!!あんたなんかに空手の何がっ…」
ちゃかすように言う翔に頭にきて、私はつい叫んでしまった。
「ばーか。楽しみにしてるな」
翔はクスクスと笑って行ってしまった。
あいつが分からない。良い奴なのか、悪い奴なのか、まだ…。
ただ分かるのは、あいつが今日も空手をしに来る、ということだけだった。

14:名無しさん@おーぷん2016/08/09(火)21:50:54 ID:xLo
ばか風馬!いきなり入ってこないでってば。

16:名無しさん@おーぷん2016/08/09(火)21:51:23 ID:UrA
がんがれ

17:名無しさん@おーぷん2016/08/09(火)21:51:26 ID:HND
何だか気分が重たくなった。
放課後、やっぱり翔は空手部にきた。江崎先輩ともぴりぴりしてるし…。
だいたいこんなやつに、空手なんか出来るわけないよ…。
私は着替えて、中央に集まった。
まずは型から…。これがなかなか覚えられなくて、大変なんだよな…。
私は型のポーズを取った。
ふと横をみると、翔も横に並んでた。
うげ、最悪だあ…。
翔は型を取った。しゅっ、と音がなって、一つも間違えずに型をとり続けた。
江崎先輩も、周りも、わあ、と息を飲んだ。
私でも間違える、すごい難しい型なのに…。
こいつやるじゃん。

18:名無しさん@おーぷん2016/08/09(火)21:51:45 ID:HND
その後殴る稽古で、翔はサンドバックを殴った。
ドォンッ…というすごい音がして、サンドバックが揺れた。
江崎先輩や周りは、驚いたように目を開けていた。
「こいつすごい…」
「こんなの、初めてみた…」
翔は涼しい顔でサンドバックを殴り、蹴った。
翔…。
顔も良くて、頭もよくて強くて…。
すごいな…。
私はハッとなって首をふった。
違う違う、まどわされちゃだめだ。
私は翔の影の部分を知っている。
翔は一体、何を隠しているんだろう…?

19:名無しさん@おーぷん2016/08/09(火)21:52:17 ID:YHD
空手の練習ってサンドバック使うの?

20:名無しさん@おーぷん2016/08/09(火)21:52:20 ID:HND
帰り道、今日は風華が休みでいなかったから一人で帰ってた。
道の脇に、誰かが座り込んでいた。翔だった。
私は近づいてみると、そこには子猫がいた。
「可愛いっ」
私は思わず声をだした。翔は私の方を見て、ニヤリと笑った。
「お前子猫好きなの?」
「好き。翔は?」
「すき」
私たちは子猫をなでた。なんだ翔も良い所あるんじゃん…。
悪い奴じゃない・・・かもしれない…。
分かんない…。翔は本当は、どうなんだろう。

21:名無しさん@おーぷん2016/08/09(火)21:52:39 ID:g0o
語彙力の無さがガチっぽくてワロタ

22:名無しさん@おーぷん2016/08/09(火)21:52:44 ID:HND
私は家に帰って。風華にメールをかけた。
私、翔がわかんない。
どうしようって。返答はすぐにきた。
長いメールだった。
分かんないなら分かろうとする事が大切なの。
エミリーが知りたいならそうすればいいし、
知りたくないなら何も知らなければ良い。
翔の事を知りたいならそうしなよ。
私はエミリーの味方だよ★
気づけば私は泣いていた。
翔が学校に来てから、頭がぐちゃぐちゃだったから。
そう言ってもらえて嬉しかった。
私は翔の事が好きなのかもしれない…。

23:名無しさん@おーぷん2016/08/09(火)21:53:14 ID:HND
次の日翔は学校に来なかった…。
どうしたんだろう。風邪をひいたのかな…。
私は一人で空手に行った。
江崎先輩は私を見て、声をかけた。
「元気ないな」
「今日は翔がこないから…心配なんです」
「そうか」
「江崎先輩も心配なんですか?」
「ああ。心配だな」
「どうして?」
「あいつは…何か隠してる」
「えっ、先輩もそう思いますか?」
「お前も?」
「はい」
「なんだかんだ言ったけどあいつは俺の弟とおなじ目をしている」

25:名無しさん@おーぷん2016/08/09(火)21:53:46 ID:HND
江崎先輩には弟がいる。不良だそうだけど、詳しくは知らないけど、
翔は同じ目をしてる…?
「私、翔に会ってきます…」
私は走って体育館を出た。
後ろから江崎先輩が私を呼んでいたけど、聞こえなかった。
翔…。
私…。

26:名無しさん@おーぷん2016/08/09(火)21:54:25 ID:HND

は川の近くの原っぱにいた。
「翔!」
私は翔に近づくと、翔の顔にはけががあった。
「エミリー…」
「けがしてるじゃん!なんで!?」
私は翔にかけよった。
翔は私を、はらいよける。
「お前には関係ない」
「関係なくないよ!!?」
「エミリー…」
「おなじ部活じゃん!関係なく、無いよ…」
「エミリー…」

27:名無しさん@おーぷん2016/08/09(火)21:55:08 ID:HND
私は顔の治療をした。しているときに、翔は
私に顔のけがの説明をした。
「おなじ学校の奴にやられた。相手はヤンキーなんだ」
「どうして…」
「あいつはヤンキーで、俺に目を付けたんだ。
俺は昔ヤンキーで、クラスの人を殴ってそれで転校したんだけど、
その殴った奴の知り合いがそいつだった」
「どうして…殴ったの?」
「あいつは猫をいじめていたんだ」
私は目をふさいだ。
「ひどいよ…誰、その殴った人は」
「エミリー…。どうするつも…」
「殴りかえしてやるのよ」
「そんなの、出来るわけっ…」
「出来るわ。私たちは空手部なのよ」
死んだ目の翔の目には、光が宿った。

29:名無しさん@おーぷん2016/08/09(火)21:55:39 ID:HND
公園に、男はいた。
黒い前髪を伸ばした男が、ヤンキー座りをしてたばこを吸っていた。
男のバッグには二年を表す赤いバッチがついてて、上級生というのが分かった。
「またお前か。また殴られに来たのか…」
男はふらりと立ち上がると、私たちの方へきて、
私をみた。
「お前…、誰」
「私はエミリー。。この人と、おなじクラス」
「そうだ」
翔はうなづいた。

30:名無しさん@おーぷん2016/08/09(火)21:56:06 ID:HND
「へー…。何しに来たの?」
「あなたを殴りにきたの。。。許せない」
私は男の顔に拳をたたきつけた。
男は少し倒れて、それでも起き上がった。
「いたー」
「…きかない?」
私は驚いた。男は立ち上がると、私を睨み付けた。
その目は殺意が見えるので、私は少し後ずさりをした。

31:名無しさん@おーぷん2016/08/09(火)21:56:27 ID:HND
「逃げるよ翔!」
私は翔と走ったが、男は追いかけてきた。
「俺に勝てるとでも思ってんのか…!」
私と翔は転んで、私は足をくじいて動けなくなった。
「殺してやる…」
男は私を睨み付けた。
「翔!逃げて!」
「出来ない!」
翔は私に覆いかぶさってきた。
「翔…っこのままじゃっ」
「お前は俺のために怒ってくれたんだ…ありがとう」
「翔っ」
翔は私に覆いかぶさる。まさか、守ろうとしてくれてる…?
でも、どうして…?
翔…。

32:名無しさん@おーぷん2016/08/09(火)21:57:37 ID:UrA
もっと練習すればもっと上手くなる
応援しているぜ

33:名無しさん@おーぷん2016/08/09(火)21:57:42 ID:HND
「俺…お前の事…」
「しねよ!!」
男は拳を振り下ろしてきた。私は目をふさいだ。
そのせつな、誰かの声が後ろからした。
「彰大先輩!!」
立っていたのは、風馬だった。
「風馬。」
「彰大先輩。そんな事したら、風華が悲しみますよ」
「ちっ、命拾いしたな」
男は殴るのをやめた。
何、どういう事…?
男は二年の、江崎彰大。卓球部のキャプテンだった。
私はホッとしてへたりこんだ。
「私…死ぬかと思った」
「良かった…無事で…」
翔は私を抱きしめてきた。
「か…翔!!!」
「俺…お前の事好きだ。ずっと…」
翔…。嬉しいよ。
「私も…っ」
私たちはずっと抱きしめていた。

34:名無しさん@おーぷん2016/08/09(火)21:57:57 ID:HND
次の日、私と翔は一緒に学校に行った。
すると江崎彰大が向こうからきた。
あいつっ…。また私たちに…。
でも違った。
「もうお前には手を出さないよ。兄さんはお前の事が好きなんだって。」
えっ、江崎先輩の弟なの!?
しかも先輩が私の事好きって…。
「ふうん。面白くなりそうだな」
翔の目には嫉妬が見えて、私はこまった。
先輩と翔の仲は、よくなりそうにないな…。
おわり

35:名無しさん@おーぷん2016/08/09(火)21:58:06 ID:HND
おしまい。

36:名無しさん@おーぷん2016/08/09(火)21:58:09 ID:xLo
なかなか長いなw

37:名無しさん@おーぷん2016/08/09(火)21:59:38 ID:UrA

38:名無しさん@おーぷん2016/08/09(火)21:59:42 ID:YHD
読み切りの少女漫画でありそうな気がする

引用元: http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1470746788/

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